沖縄へカーフェリーで旅したい!という方へ【2025.8月更新】
沖縄引越し便のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
この記事では、東京や大阪から沖縄まで、「カーフェリーに車と人が乗船して船旅を楽しみたい。」という方向けの情報をまとめました。(2025年8月更新)
さらに、
- 車と一緒にフェリーで沖縄へ行く場合
- 車だけ船で送り、ドライバー本人は飛行機で移動する場合
この2つの方法を比較し、それぞれのメリットやコスト面についてもわかりやすく解説していきます。
輸送する車と一緒に人は船には乗れる?
お引越しや長期滞在で沖縄にお車を運ぶ方には、下記のように考える方も少なくないのではないでしょうか。
- せっかくなので沖縄まで愛車と船旅でのんびり向かいたい。
- 車と一緒に船に乗れたら移動のコストが抑えられそう。
実際に「東京(大阪)から沖縄へ、人が乗れる船を探しているけどなかなか見つからない。」というお問い合わせを多くいただきます。
少し前(2017年)までは、マルエーフェリーの阪神航路で大阪から奄美、沖縄というように船便での旅行ができていました。ですが、今は客船として役目を終えてしまい、貨物船としてのみの運行となっています。
東京や大阪から沖縄へ人が乗れる船は、2025年現在運行していません。

しかし、まだまだネット上には2017年以前の情報も散見されるため、現在でも沖縄まで船で向かうことができると考えてしまう方も多くいらっしゃるようです。
そこで今回は、東京など関東圏や大阪など関西圏からフェリーで有人(ドライバー)を乗せて移動できる別の航路を紹介します。
💡安く済ませるなら人は飛行機で移動するほうがお得
先に結論から申し上げますと、コストだけを考えるなら【車は船で、人(ドライバー)は飛行機で】移動するほうがお得です。
アイランデクスなら、車の輸送だけなら以下のような格安の料金でご案内可能です。(2025年8月現在)
- 東京→那覇 軽自動車54000円(税別)
- 東京→那覇 普通車 65000円(税別)
- 大阪→那覇 軽自動車52000円(税別)
- 大阪→那覇 普通車 58000円(税別)
特にLCCなどを利用して格安の航空券を取得できれば、大幅にお安く済ませることができます。

東京や大阪以外の出発地から沖縄までの料金につきましても、アイランデクスの沖縄車両輸送サービスにお気軽にお問い合わせください。
しかし、せっかくなのでのんびり船旅も楽しみたい‥という方向けに、東京から沖縄へ船で向かう経路を1パターンと、大阪から沖縄へ船で向かう経路を3パターンご紹介させていただきます。
※なお、有人での航路については記事内でのご紹介にとどまります。アイランデクスでのご予約は無人車両輸送のみ承っております、あらかじめご了承ください。
🚢 関東圏からドライバーが船で車と共に沖縄へ向かう方法

東京からフェリーを楽しみながら、車と一緒にドライバーも沖縄へ行く航路は有明港と横須賀港から出ています。ここでは有明港からのプランをご紹介します。
直で沖縄へは向かえないため、福岡県・新門司港へ向かう船に乗り、そこからゆっくり九州観光をしながら鹿児島まで向かい、鹿児島から沖縄行きのフェリーへ乗船します。
- 1日目 東京有明港:オーシャン東九フェリー|新門司港行きに車両を乗せて出港!夜19時に出て、翌々日の朝までゆっくりと船旅を楽しみます。
- 3日目 朝 新門司に到着|その日は北九州市や博多、別府などで過ごして、ゆっくり鹿児島へ移動
- 4日目 鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路かマリックスラインに車を載せる。
※2〜4月、繁忙期は要予約。 - 5日目 夕方|目的地の沖縄へ到着‼️
この航路の料金
- オーシャン東九フェリー‥ 大人1名20460円ほど、車1台48000円ほど。
- マルエーフェリー‥ 大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。

合計160,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。
その他に福岡・新門司から鹿児島までの車の走行費がかかります。
距離にして350kmほどです。
🚢 関西圏からドライバーが船で車と共に沖縄へ向かう3つの方法

関西からフェリーを楽しみながら、車と一緒にドライバーも沖縄へ行く航路は3パターンがございます。直で沖縄には向かえないため、以下のいずれかの港を経由して向かう形になります。
- 志布志港 (鹿児島県)経由|鹿児島を楽しみたい方
- 大分or別府 (大分県)経由|大分を楽しみたい方
- 新門司港 (福岡県)経由|博多や北九州を楽しみたい方
方法1.志布志港 経由|鹿児島を楽しみたい方
鹿児島を楽しみたい方は、大阪南港から志布志行きに車と一緒に乗り込み船旅を楽しみましょう。九州内での車の運転がもっとも少なくて済むプランです。
3日目の夕方には、大阪から鹿児島県志布志市〜鹿児島市内を経由して沖縄へ到着します。
- 1日目 大阪南港:フェリーさんふらわあ |志布志行きに車両を乗せて乗船・出港
- 2日目 朝 志布志港 到着|その日のうちにゆっくり鹿児島市内へ
鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路かマリックスラインに車を載せる - 3日目 夕方|沖縄へ到着‼️
大阪出発で鹿児島市内を楽しんでから沖縄へ向かえます。なお、人気の航路のため、年度末などの繁忙期には予約が必要となります。
この航路の料金
- フェリーさんふらわあ‥ 大人1名18000円ほど、車1台44000円ほど。
- マルエーフェリー‥ 大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。

合計、海上輸送で157,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。
方法2.大分・別府 経由|大分を楽しみたい方
大分を楽しみたい方は、大阪南港から大分を経由して沖縄へ向かうルートがあります。大分に限らず、熊本でゆっくり過ごすこともできます。(大分から鹿児島までは陸路です。)
- 1日目 大阪南港:フェリーさんふらわあ|大分行きに車両を乗せて乗船・出港
- もしくは1日目 神戸港:フェリーさんふらわあ|別府行きに車両を乗せて乗船・出港
- 2日目 朝 大分or別府到着|その日は大分や熊本で過ごして、ゆっくり鹿児島へ向かう
- 3日目 鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路かマリックスラインに車を載せる。
※2〜4月、繁忙期は要予約。 - 4日目 夕方|目的地の沖縄到着
朝に大分へ到着するので、観光してから沖縄へ向かえます。せっかく車と一緒に船旅をするなら、このように陸路で寄り道をしてゆっくりと楽しめる航路を選ぶのも醍醐味のひとつではないでしょうか。
この航路の料金
- フェリーさんふらわあ‥ 大人1名14000円ほど、車1台35000円ほど。
- マルエーフェリー‥ 大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。

合計、海上輸送で144,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。
その他に大分・別府から鹿児島までの車の走行費がかかります。
距離にして300kmほどです。
方法3.新門司港 経由|博多や北九州を楽しみたい方
大阪から出港すれば、博多や北九州を経由して沖縄へ向かうこともできます。大分や熊本のルートと同じような流れで、2日目の朝に経由地の福岡県・新門司港へ着くため、ゆっくり観光をしながら鹿児島まで向かう形になります。
- 1日目 大阪南港:阪九フェリーもしくは名門大洋フェリー|新門司行きに車両を乗せて
- 2日目 朝 新門司に到着|その日は北九州市や博多で過ごして、ゆっくり鹿児島へ移動
- 3日目 鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路かマリックスラインに車を載せる。
※2〜4月、繁忙期は要予約。 - 4日目 夕方|目的地の沖縄到着
この航路の料金
- 名門大洋フェリー‥ 大人1名10000円ほど、車1台30000円ほど。
- マルエーフェリー‥ 大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。

合計、海上輸送で135,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。
その他に福岡・新門司から鹿児島までの車の走行費がかかります。
距離にして350kmほどです。
いかがでしょうか。お時間やお金に余裕のある方は、ぜひ一度ゆっくり九州をまわりながら沖縄に向かう島旅をお楽しみになられるのもおすすめです。

日程的に余裕が持てる方は沖縄に向かう途中、
奄美大島や沖永良部島などの島に下船して立ち寄るプランも
ご検討されてもいいかもしれません!
❗️車と一緒にフェリーへ乗るときに注意してほしいこと

東京や大阪から「車と一緒にドライバーも沖縄へ行く航路」を利用する場合は、ちょっとした準備が安心につながります。特に 車の故障や荷物の持ち込みトラブル を避けるためにも、次の3つのポイントを意識しておくと安心です。
- 危険物と判断されるものを持ち込まない
- 車検証は必ず提示する
- 車高短など地上高の低い車両は事前に問い合わせる

船旅を楽しいものにするためにも、ぜひご確認をお願いいたします。
※なお、アイランデクスで東京や大阪から沖縄まで車だけの輸送をご依頼いただく場合の航路では、お車の中にお荷物は一切積載できません。あらかじめご了承ください。
1.危険物と判断されるものを持ち込まない
危険物を事前に運送することは法律により禁止されており、持ち込んで良いのか事前に確認しておくと安心です。特に以下のものはしっかりとご確認ください。
- 強い臭いが出るもの
- 汚れがひどいもの
- マッチなど可燃性が著しく高いもの
- ナイフなど銃刀法に違反するもの
- ガスボンベなど爆発物
- ペットなどの動物
他にも、気になるものがあればお問い合わせの上あらかじめご確認ください。
2.車検証は必ず用意する
車をフェリーに乗せるときには、必ず車検証を提示します。必要な情報の確認や車の長さを的確に把握し、積載の事故を減らすためです。
もし、車検証を忘れてしまったなら、フェリーへ車を乗せることができなくなってしまいます。さらには、フェリー会社に支払った海上輸送の料金が車検証がなくてキャンセルされても戻ってこないことも。
もし、原本を渡す・見せるのが不安ならコピーを用意しておきましょう。1枚用意して提示するだけでも、フェリーへの乗り降りがスムーズになります。
※商品車・新車などで車検の無い車については車台番号を事前にご連絡する方法もあります。
3.車高短など地上高の低い車両や改造車は必ず事前に問い合わせる
車高短(ローダウン)などで地上高が10cm以下の車両は、ドライバーが一緒でもフェリーに乗り込めないことがあります。輸送中の破損、傷などトラブルが起きやすく、安全に運べない可能性があるからです。
フェリー会社には、どこまでの傷を補償範囲にするのかルールが設けられています。地上高が10cm以下である車両なら、事前に問い合わせて問題ないか確認しておきましょう。
その他、気になることを解決し、安心して船旅を楽しむためにもお気軽にお問い合わせ下さい。

📗東京や大阪から沖縄へ、カーフェリーでの移動についてのまとめ
東京や大阪から沖縄へ、車と一緒にドライバーも乗り込んで船旅をする場合、福岡・大分・鹿児島などを経由するため、途中で観光を楽しめるのが大きな魅力です。
時間に余裕がある方にとっては、移動そのものが思い出深い旅になるのではないでしょうか。
一方で、コスト面を重視するなら、お車はそのまま大阪〜那覇間を船で輸送し、ドライバー本人はLCCなどの飛行機を利用する方法がおすすめです。飛行機であれば移動時間も大幅に短縮でき、費用も抑えられるため、結果的に「時間」と「お金」の両方を節約できます。
どちらのスタイルを選ぶかは、【旅を重視】するか、【効率やコストを重視】するかによって変わってきます。自分のライフスタイルや目的に合わせて最適な方法を選んでみてください。

また、別途オプションの代行運転プランで
お車をお住まいから港まで or 港からお引越し先まで
運搬することもできますよ。
お車を格安で沖縄へ送りたい!という人は、沖縄引越し便までお気軽にお問い合わせください。
まずはお見積もりを!