沖縄へカーフェリーで旅したい!という方へ

沖縄引越し便のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

この記事では、東京や大阪から沖縄まで、「カーフェリーに車と人が乗船して船旅を楽しみたい。」という方向けの情報をまとめました。(2024年5月更新)

また、船を使って車と一緒に沖縄へ行く場合と、車は船で送ってドライバー(人)は飛行機で沖縄へ行く場合、どちらがコスト的にお得かについても解説いたします。

輸送する車と一緒に船には乗れる?

お引越しや長期滞在で沖縄にお車を運ぶ方には、下記のように考える方も少なくないのではないでしょうか。

  • せっかくなので沖縄まで愛車と船旅でのんびり向かいたい。
  • 車と一緒に船に乗れたら移動のコストが抑えられそう。

実際に「大阪(東京)から沖縄へ、人が乗れる船を探しているけどなかなか見つからない。」というお問い合わせを多くいただきます。

少し前(2017年)までは、マルエーフェリーの阪神航路で大阪から奄美、沖縄というように船便での旅行ができていました。ですが、今は客船として役目を終えてしまい、貨物船としてのみの運行となっています

つまり、東京や大阪から沖縄へ人が乗れる船は、2024年現在運行していません。

リトちゃん
リトちゃん

しかし、
まだまだネット上には2017年以前の情報も転がっているため
現在でも沖縄まで船で向かうことができると考えてしまう方も
多くいらっしゃるようです。

そこで今回は、関西圏からフェリーで有人(ドライバー)を乗せて移動できる別の航路を紹介します。また、東京・関東圏の方も大阪まで車で移動することで、同様の航路で沖縄へ向かえます。

沖縄への旅を楽しむためにも、愛車と一緒にでかけてみてはいかがでしょうか。もし、お車の輸送にお困りでしたらお気軽に沖縄引越し便までお問い合わせください。

安く済ませるなら人は飛行機で移動するほうがお得

コストだけを考えると、結論から言うと人(ドライバー)は飛行機で移動するほうがお得です。

アイランデクスなら、車の輸送だけなら以下のような格安の料金でご案内可能です。(2024年5月現在)

  • 大阪→那覇 軽自動車51000円(税別)
  • 大阪→那覇 普通車 57000円(税別)

特にLCCなどを利用して格安の航空券を取得できれば、大幅にお安く済ませることができます。

リトちゃん
リトちゃん

大阪以外の出発地の料金につきましても、
アイランデクスの沖縄車両輸送サービスに
お気軽にお問い合わせください。

しかし、せっかくなのでのんびり船旅も楽しみたい‥という方向けに、大阪から沖縄へ船で向かう経路を3パターンご紹介させていただきます。

関西圏からドライバー付きで車と共に沖縄へ向かう3つの方法

関西圏からドライバー付きで車と共に沖縄へ向かう3つの方法
  

フェリーを楽しみながら、車と一緒にドライバーも沖縄へ行く航路は、いずれも大阪出航になります。直で沖縄には向かえないため、いずれかの港を経由して向かう形になります。航路には以下の3パターンがございます。

  1. 志布志港 (鹿児島県)経由|鹿児島を楽しみたい方
  2. 大分or別府 (大分県)経由|大分を楽しみたい方
  3. 新門司港 (福岡県)経由|博多や北九州を楽しみたい方

また、東京から向かいたい方は大阪までは運転して移動する形になります。さっそくそれぞれを確認していきましょう。

方法1.志布志港 経由|鹿児島を楽しみたい方

鹿児島を楽しみたい方は、大阪南港から志布志行きに車と一緒に乗り込み船旅を楽しみましょう。

3日目の夕方には、大阪から鹿児島県志布志市〜鹿児島市内を経由して沖縄へ到着します。

  • 1日目 大阪南港:フェリーさんふらわあ志布志行きに車両を乗せて乗船・出港
  • 2日目 朝 志布志港 到着|その日のうちにゆっくり鹿児島市内へ
    鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路マリックスラインに車を載せる
  • 3日目 夕方|沖縄到着

大阪出発で鹿児島市内を楽しんでから沖縄へ向かえます。なお、人気の航路のため、年度末などの繁忙期には予約が必要となります。

この航路の料金

  • フェリーさんふらわあ‥ 大人1名18000円ほど、車1台44000円ほど。
  • マルエーフェリー‥    大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。
リトちゃん
リトちゃん

合計、海上輸送で157,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。

方法2.大分・別府 経由|大分を楽しみたい方 

大分を楽しみたい方は、大阪南港から大分を経由して沖縄へ向かうルートがあります。大分に限らず、熊本でゆっくり過ごすこともできます。(大分から鹿児島までは陸路です。)

  • 1日目 大阪南港:フェリーさんふらわあ大分行きに車両を乗せて乗船・出港
  • もしくは1日目 神戸港:フェリーさんふらわあ|別府行きに車両を乗せて乗船・出港
  • 2日目 朝 大分or別府到着|その日は大分や熊本で過ごして、ゆっくり鹿児島へ向かう
  • 3日目 鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路マリックスラインに車を載せる。
    ※2〜4月、繁忙期は要予約。
  • 4日目 夕方|目的地の沖縄到着

朝に大分へ到着するので、観光してから沖縄へ向かえます。せっかく車と一緒に船旅をするなら、このように陸路で寄り道をしてゆっくりと楽しめる航路を選ぶのも醍醐味のひとつではないでしょうか。

この航路の料金

  • フェリーさんふらわあ‥ 大人1名14000円ほど、車1台35000円ほど。
  • マルエーフェリー‥    大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。
リトちゃん
リトちゃん

合計、海上輸送で144,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。
その他に大分・別府から鹿児島までの車の走行費がかかります。
距離にして300kmほどです。

方法3.新門司港 経由|博多や北九州を楽しみたい方

大阪から出港すれば、博多や北九州を経由して沖縄へ向かうこともできます。大分や熊本のルートと同じような流れで、2日目の朝に経由地の福岡県・新門司港へ着くため、ゆっくり観光をしながら鹿児島まで向かう形になります。

  • 1日目 大阪南港:阪九フェリーもしくは名門大洋フェリー新門司行きに車両を乗せて
  • 2日目 朝 新門司に到着|その日は北九州市や博多で過ごして、ゆっくり鹿児島へ移動
  • 3日目 鹿児島新港のマルエーフェリー鹿児島航路マリックスラインに車を載せる。
    ※2〜4月、繁忙期は要予約。
  • 4日目 夕方|目的地の沖縄到着

この航路の料金

  • 名門大洋フェリー‥ 大人1名10000円ほど、車1台30000円ほど。
  • マルエーフェリー‥  大人1名15000円ほど、車1台80000円ほど。
リトちゃん
リトちゃん

合計、海上輸送で135,000円ほどの見込みです。
※時期によっても前後するようです。
その他に福岡・新門司から鹿児島までの車の走行費がかかります。
距離にして350kmほどです。

いかがでしょうか。お時間やお金に余裕のある方は、ぜひ一度ゆっくり九州をまわりながら沖縄に向かう島旅をお楽しみになられるのもおすすめです。

リトちゃん
リトちゃん

日程的に余裕が持てる方は沖縄に向かう途中、
奄美大島や沖永良部島などの島に下船して立ち寄るプランも
ご検討されてもいいかもしれません!

もし、お手続きなどに不安がある方は沖縄引越し便へお気軽にお問い合わせ下さい。

車と一緒にフェリーへ乗るときに注意してほしいこと

車と一緒にフェリーへ乗るときに注意してほしいこと

上記でご紹介した「車と一緒にドライバーも沖縄へ行く航路」のいずれかで大阪から沖縄へ向かうなら、車が故障した・荷物を持ち込めなかったといったトラブルを避けるためにも以下3つの注意点を守っておくと安心です。

  1. 危険物と判断されるものを持ち込まない
  2. 車検証は必ず提示する
  3. 車高短など地上高の低い車両は事前に問い合わせる
リトちゃん
リトちゃん

船旅を楽しいものにするためにも、
ぜひ確認をお願いいたします。

※なお、アイランデクスで大阪から沖縄まで車だけの輸送をご依頼いただく場合の航路では、お車の中にお荷物は一切積載できません。あらかじめご了承ください。

1.危険物と判断されるものを持ち込まない

危険物を事前に運送することは法律により禁止されており、持ち込んで良いのか事前に確認しておくと安心です。特に以下のものはしっかりとご確認ください。

  • 強い臭いが出るもの
  • 汚れがひどいもの
  • マッチなど可燃性が著しく高いもの
  • ナイフなど銃刀法に違反するもの
  • ガスボンベなど爆発物
  • ペットなどの動物
  • その他

他にも、気になるものがあれば、お問い合わせの上あらかじめご確認ください

2.車検証は必ず用意する

車をフェリーに乗せるときには、必ず車検証を提示します。必要な情報の確認や車の長さを的確に把握し、積載の事故を減らすためです。

もし、車検証を忘れてしまったなら、フェリーへ車を乗せることができなくなってしまいます。さらには、フェリー会社に支払った海上輸送の料金が車検証がなくてキャンセルされても戻ってこないことも。

もし、原本を渡す・見せるのが不安ならコピーを用意しておきましょう。1枚用意して提示するだけでも、フェリーへの乗り降りがスムーズになります。

※商品車・新車などで車検の無い車については車台番号を事前にご連絡する方法もあります。

3.車高短など地上高の低い車両は事前に問い合わせる

車高短(ローダウン)などで地上高が10cm以下の車両は、ドライバーが一緒でもフェリーに乗り込めないことがあります。輸送中の破損、傷などトラブルが起きやすく、安全に運べない可能性があるからです。

フェリー会社には、どこまでの傷を補償範囲にするのかルールが設けられています。地上高が10cm以下である車両なら、事前に問い合わせて問題ないか確認しておきましょう。

その他、気になることを解決し、安心して船旅を楽しむためにもお気軽にお問い合わせ下さい。

船旅が苦手という人はセルフ輸送を使うのもアリ

まとめ

大阪から沖縄へ、車と一緒にドライバーも乗り込む船旅なら、福岡や大分、鹿児島などで途中の観光も楽しむことができます。

しかし、コスト的にはお車は大阪〜那覇まで船で輸送してしまって、人(ドライバー)はLCCなどの飛行機で移動するほうが断然お得です。

リトちゃん
リトちゃん

また、別途オプションの代行運転プランで
お車をお住まいから港まで or 港からお引越し先まで
運搬することもできますよ。

お車を格安で沖縄へ送りたい!という人は、沖縄引越し便までお気軽にお問い合わせください。

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