沖縄での引越しの風習【塩と味噌】

沖縄引越し便のアイランデクスです。

沖縄ではお引越しの際、ご新居の台所に「塩と味噌をお供えする」風習があります。

沖縄へと移住をされる方も、ぜひ風習にならってご新居に塩と味噌をお供えされてみてはいかがでしょうか。もしかすると幸先の良い新生活のスタートが切れるかもしれません。

この記事では「引越しと塩と味噌」について解説いたします。

沖縄では引越し後は台所に塩と味噌をお供えする

引越し当日、沖縄ではご新居に荷物を運び入れる前に、台所に塩と味噌をお供えします。

お供えの仕方はキッチンに塩と味噌を並べて置くようにするのが一般的のようです。そうした上で、次のように家の神様にお祈りをお伝えします。

これからここに住まわせてください。
大切にこの土地(部屋)を使わせていただきます。
よろしくお願いします。

お祈り後、しばらく置いておいた後は、味噌と塩は料理で使用し、体内に神様のご加護を取り入れるのがオススメだそうです。

沖縄ではなぜ味噌と塩を台所にお供えする?

沖縄では、家の中には「トイレの神様」「玄関の神様」など多くの神様が住んでいると考えられています。その中でも「台所の神様」は、家の中で一番偉い神様と言われているそうです。

味噌と塩をお供えする理由は、沖縄では味噌はミース、塩はマースと呼ばれ、生活(食事)のなかで最も大切なものとされてきたという背景があります。

リトちゃん
リトちゃん

味噌をミースと呼ぶのは、そのまま訛ったものだとなんとなく分かると思います。
では塩はなぜマースなのでしょうか。

沖縄では、昔は塩のことを真潮(まうす)と呼んだそうです。
それが訛ってマースになったと言います。

高温多湿の亜熱帯気候に属する沖縄では、食べ物の腐敗防止のため、塩や味噌に漬けて保存するという食文化が古くから根付いていました。そのため、味噌と塩は生きていく上で必要不可欠な存在だと認識されていました。

今でも沖縄では「味噌と塩は家ヌ主(やぁぬぬし)」と呼ばれ、何よりも大切にされます。

自分の荷物を運ぶよりも先に、大切な味噌と塩をお供えしてご挨拶することで、家の神様を敬うことに繋がるようです。

沖縄へのお引越しは沖縄引越し便のアイランデクスへ!

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、沖縄のお引越しにおける「塩と味噌のお供えの風習」について解説いたしました。

みなさまも沖縄へお引越しをされた際は、慣習にならって家の神様を敬うことで、つづがなく新生活のスタートを切れるのではないでしょうか。

全国各地から沖縄へのお引越しをお考えの方は、ぜひ一度アイランデクスへお気軽にご相談ください。

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